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大相撲の経済学
中島 隆信
東洋経済新報社

グループ:Book /ランキング:46201
価格:¥ 1,680
発売日:2003-09 /間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。

カスタマーレビュー
おすすめ度:
これぞ真実!  (2008-05-05)
経済の専門知識がないと読めないような本かと思いましたが、全然そんなことはなくて、とても読みやすい本でした。
この本を読んで驚いたのは大相撲のシステムが実は良くできているということでした。
この本を読む前までは、角界のルールは古臭い前世紀の遺物くらいにしか思っていませんでした。
とくに、力士の給与システムとか。本当に目から鱗の連続でした。

これを読めばやくみつるとかの主張する大相撲改革がいかに上っ面を撫でただけの浅はかなものか分かるでしょう。

メディアの主張する大相撲改革にどこか納得できないという人には絶対におススメです。
相撲観が変わります!

おもしろい! ためになる!  (2007-08-25)
 筆者は大相撲をその伝統に基づくしきたり等々を含めて、それが経済学という学問から見てどのような意味を持つのかということをなるべく客観的に論じろうとしています。そして客観的であろうという姿勢と同時に筆者の相撲に対する愛情が伝わってきます。いわゆる相撲の裏話を集めた本ではありません。

 この本を見る限り、大相撲すなわち財団法人日本相撲協会という組織はほんとうに日本的な組織であることが分かります。

 相撲に詳しい方も一読の価値があります。

いままでのよくある相撲知識入門本とは違います  (2006-01-30)
ある程度、一般企業や経済についての基礎知識があってから読むと特に面白いでしょう。相撲業界の「しきたり」と単純に考えていたことが経済的視野でもって検討すると、とても理にかなっていることに納得。企業の人事に関わる方が読んでも参考になるのではないでしょうか。具体的な力士名もある程度の相撲ファンであれば分かるので新たな切り口での「相撲の見方」模索中の方にもお勧めです。

経済学の眼鏡で相撲を見ると  (2004-05-22)
 ○○の経済学というタイトルがつけられた本は大概の場合経済学とは名ばかりでせいぜい○○のお金の話というぐらいの中身しかないように思うのですが珍しくこの本はちゃんとした経済学の理論を使って大相撲の制度がなぜこのように行われているのかという事を分析しています。そのため『ふんどしは洗わない』などのような経済学でどうにも説明が出来ないような豆知識はほとんど登場しません。しかし、経済学を使った分析によって日本相撲協会が部外者にとっては奇異に映るようなことでも実は文化を継承するという目的を持つ組織であると理解すれば真に合理的な制度を備えていることが分かります。ただ、著者が大相撲を単なるスポーツとしてではなく文化としての面を重視する視点から分析をしているため、純粋にスポーツとしての大相撲はどのような立場にあるのかという分析がほとんどなく、大相撲が単なるスポーツでもただの文化でもないという風に考えればその点の分析がほとんどないというのはこの本の欠点になるかもしれません。

『経済学』を程よくちりばめた『大相撲』本  (2004-04-20)
普段あまりお金が話題にならない、というかこの情報公開の時代に逆行している感のある相撲界において、非常に興味を惹かれる題名です。『経済学』でありながら、堅苦しい経済本でないことは『大相撲』で明らかで、相撲ファンのみ対象にしている訳ではない事は『経済学』からわかると思います。

実際、読んでみると、大相撲ファンでありながら、「日本経済の生産性分析」などという硬そうな(実際硬いと思われるが)著書のある慶応大学教授の著者が、『大相撲』と『経済学』を程よく配分し、非常に読みやすいものとなっています。

しかし、著者が『大相撲』と『経済学』のどちらに力点をおいているかは明らかで、良くも悪くも極めて日本的で、かつ、スポーツでありながらスポーツでなく、どちらかといえば、歌舞伎などの伝統芸能に近い大相撲が中心に書かれているところが、スポーツファンである私が読みやすかった大きな要因となっており、相撲もしくは経済にそれほど興味のない方にもお勧めできる1冊です。




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