カスタマーレビュー
おすすめ度:
よく出来ている 
(2008-03-31)
アマゾンから、このシリーズが届き、私は「その箱お前のやで」と子供に言い、
子供は箱を開けて言った。「なんや、参考書か」。
こっちも忙しいのでその場を離れ、2時間後に戻ったところ、
何と子供は、このシリーズを読むというか、見ていた。
子供に聞いたところ、ぱらぱらと見てたら、写真が多くて、カラーがきれいなんでずっと見ていたとのこと。
「2時間ずっと見てたんか」との問いには、
「えっ、もうそんな経ったん」との答え。
これで、大体のことがわかっていただけると思います。
うちの子供は、理科好きとまではいえない普通の子どもです。
啓明舎が出す本って、「秘伝の算数」をはじめとして、優れた内容のものが多い。
もし、関東にいたら、この塾に通わせたいと思った私でした。
「理科嫌い」のハートをつかむのは…キビシイかな 
(2008-02-06)
やや辛口な表題をつけましたが
世に出回るその他の参考書に比べれば
シリーズを通して充実した内容の面白い参考書です。
にもかかわらず☆5つとしなかったのは
同シリーズの「基礎編」冒頭にある
「理科がキライな子を理科好きに、理科が好きな子をもっと理科好きにする」
という言葉に引っかかるものがあったからです。
本書はを読めば、きっと、理科好きはもっと理科好きになるでしょう。
けど、理科嫌いを理科好きにすることは…どうでしょう?
たとえば本書で例示される
「どうして植物によって根の形が違うのだろう」という問いは
理科好きにとっては魅力的かもしれませんが、
苦手な子というのは、こうしたことに関心を持てないから
理科がキライになっていくのでは…といったら少し厳しすぎるでしょうか?
他社からも、コンセプトが似た『スーパー理科事典』という本が出ていますが
こちらは同じようなテーマに、次のようなアプローチを試みています。
『イネ、コムギ、キビは葉や根、花のつくりなどがよく似ていることから同じなかまの植物であると予想できますが、発達した根を食用とするダイコン、ニンジン、ゴボウも同じなかまの植物なのでしょうか?』
そして、根を水栽培して生えてきた葉や花の観察結果が写真と共に示されるわけですが
意外な結論に思わず惹きつけられてしまいます。
しかも、ここまでの内容を理解するのに受験の知識は特に必要ありません。
…こうして読者は、いつの間にか本題へと足を踏み入れていきます。
本書は、内容・構成に気合いが入っているのがとても良く伝わってくるだけに、
なおさら視点の平凡さが目についてしまいました。良い本なんですが…
これは高度です。 
(2004-04-29)
基礎編でも小学生には充分高度だと思いましたが、
「応用編I」を見て、なるほど「基礎編」は入門編だったと解りました。
「応用編I」は、生物と地学の範囲の、さらにマニアックな
図や写真の豊富な百科事典のような「参考書」です。
環境問題が中学受験の「ホットスポット」であるせいか、
社会の範囲ともいえる関連法律にも触れられていて充実しています。
出版されたばかりだけあって、2003年のデータも含まれています。
内容的は、大人にとっても中高生にとっても、物足りないと感じるどころか、
大人の知的好奇心にも応えてくれます。
中学受験生の中には、このレベルに対応できる子供がいると思うと、
「教養」という意味では、大人にとってこそ必要なのかも知れません。