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恐慌前夜
副島 隆彦
祥伝社

グループ:Book /ランキング:291
価格:¥ 1,680
発売日:2008-09-06 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
ここまで強気に自論を展開できる人はいない  (2008-11-16)
副島さんの本は初めてですが、本当に圧巻されました。
ここまで金融業界の未来をズバズバ予言するのは余程の自信があるのでしょう。
リスクを取って強気に発言する人は好きなので、とても気に入りました。
現にリーマン破綻の予言は的中していますし、理論的に将来を予想している
点にはとても好感を持てます。

副島さんは政治界にも精通している影響でしょうか、人物・法律の
点にも触れながら自論を展開しています。
普通、この類の本は金融目線のみで展開されることが多いので、
非常に興味深かったです。

本書の予言通りに進めばアメリカ破綻となるのですが、
そうならないよう祈るばかりです。

オバマ大統領当選の予言を的中。2009年以降の予言も要注目。  (2008-11-11)
副島氏は同書をはじめ、「連鎖する大暴落」等でオバマ氏大統領当選の予言をし、実際にその予言を的中させました。さらに、リーマンの倒産も「リーマンは倒産する」と完全に言い切り、実際にその予言を的中させています。この予言的中が示すように、やはり同氏の政治観・経済見通しを今後もウォッチしていくことが、我々(特に知識層の方々)には必要ではないかと思われます。
本書に書かれている今後の予測で重要なポイントは次の点です:
1.紙幣をその信用力の裏付けなしに大量発行するドルは、2009年後半に暴落する。
2.国家的危機に対して、オバマ大統領はニューディール政策(統制的な金融・経済手法)を断行する。最悪、ドルの切り下げ(10ドル→1ドルに)もありえる。
3.米国の不良債権の額は想像を絶するものであり、米国に貸し付けている日本の金融機関等(農林中金、日本生命等)は危機に直面する。
の3点。この3つの予言を「また当たってしまうんだろうな」と思いつつ当書を読んでいる自分が怖くなります。

アメリカの破綻が分かる本  (2008-11-09)
アメリカ経済はレーガン大統領時代に大幅な双子の赤字で成り立たなくなっていたが、今回の金融危機によりそれが決定的となったことが本書を読んでよく分かった。アメリカは常にグローバルスタンダードという勝手な基準を作り世界を誘導して世界から搾取してきたが、本書を読んでその身勝手さが今回の金融危機をもたらしたことが理解できた。アメリカのいうことが絶対に正しいと思っている愚かな政治家にも読んでもらいたい本である。

台風の目に自分がいる時には・・・・  (2008-11-03)
 米国発の金融危機により日本の株価は1万円を割り込み、
為替は円高が続いている現在の状況は、何だか台風の
目の中に日本が置かれているような気がしないでもない。

日本の株価は本当にこんなに安く評価されて良いのか?
他国と比較して円(=日本)は本当に実力/体力があるのか?

 そろそろ日本の政治をそして国を根本的にしっかりと
させないと米国の経済崩壊という台風が次に日本を通過
する時には、大きな被害は避けられないような気が
します。
 
 本書では、短期的な予測や予言がなされている所も
多々あります。このところの副島先生の予測や予言が
それなりに当たっているからと言って、これからの
予測や予言を信じるのはどうか思いますが・・・
それでも本書は、そろそろ米国に追従(もしくは属国)
してきた日本の今置かれている状況を冷静に見つめ
直す良い機会を提供してくれることには間違いないと
思います。
 政治だけ、経済だけという視点ではなく、歴史も
含めて世の中の枠組みを大きく捕える副島先生の物事
の観かたや考え方を知っておいて損はしないでしょう。


そりゃ売れますよネ  (2008-10-27)
 03年9月に副島は『預金封鎖』を刊行し、米大統領選後の05年から金融システム崩壊が始まり、預金封鎖にまで至るだろうと予言してました。実際には金融崩壊も預金封鎖も現実化しなかったけど、米国のサブプライム・ローンのやりたい放題を憂慮する声は早くからあちこちで囁かれていて、いつか来るぞ、いつか来るぞとビクビクしながらも、何とか騙し騙し…と思っていたら、来ました、ついに。
 本書はリーマン破綻の翌日、9月15日(月)の刊行で、まさにこの日、先に株式市場の開くアジア地域から株価下落のスパイラルが始まったワケです(もっとも日本は月曜はケーローの日で、本格的な動きはNYから始まることになりました。東京は1日余分に待たされたワケで…よく計算されてますよねw)。
 副島の「予言」について、そりゃずっと「恐慌が来るぞッ、恐慌が来るぞッ!」って叫んでれば、いつか来るよ、という批判はあると思う。けど、副島は言葉遣いはかなり問題あるけど、論理の組み立て自体は実はとってもオーソドックスで、大枠で捉えていくんですよね。この人は小室直樹の弟子筋で、橋爪大三郎との共著で『現代の預言者 小室直樹の学問と思想』という本もあるけど、確かに小室の論法に一脈通じるところはあると思う。
 今回アッと思ったのは、ATMでの送金が10万以内になったことを金融統制の観点から捉えていたこと(p192)。アンチ振り込め詐欺キャンペーンでマスコミは「預金封鎖」の露払いをさせられているワケですか、そうですか…



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