小説吉田学校〈第2部〉党人山脈 (人物文庫)
戸川 猪佐武 学陽書房
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価格:¥ 735
発売日:2000-10 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
河野一郎大活躍 
(2007-10-17)
この巻が主に扱うのは鳩山内閣。ここでの大きなトピックは、日ソ国交回復と自民党の成立。
何といっても、日ソ漁業交渉と日ソ国交回復における河野一郎の八面六臂の活躍と、重光葵の敵役ぶ
りが一番光るし、ここが読みどころ。また、鳩山政権樹立の最大の功労者、三木武吉の死もこの巻での
出来事。
鳩山政権の後は、
・金権の走りでもあり、伝説的にまでなった石橋湛山 vs 岸信介の総裁選
・安保改定と岸内閣の退陣、続く池田内閣の成立まで
・ちょっと時間がとんで、池田三選へ到る経緯と、佐藤内閣の成立まで
・河野一郎の死
を描いている。
河野一郎の手腕 
(2003-08-10)
鳩山政権時代に最も輝いていた実力者といえば三木武吉という人がいるがやはり河野一郎だと思う。日ソ漁業交渉妥結に向けての外交戦略やフルシチョフが決定権を持っていると判断し意気投合するという嗅覚など目を引くものが多々ある。それと副総理・外務大臣としてポスト鳩山を目指し日ソ交渉反対から一転、妥結しようとするも失敗した重光葵の悲劇など様々なドラマがあった。
河野一郎は偉かった! 
(2002-09-10)
第1部から順当に読み進んできて、最終巻まで突っ走ったが、やはりこの巻の河野一郎が、鳩山内閣農相として、日ソ国交回復・漁業交渉で単身ソ連に渡り、言葉もわからない中、手探りでロシア官僚風交渉術と戦う姿がもっとも泥臭くて、格好良かった。日本にも官僚主義・無責任主義・拝金主義がはびこりこういう気骨を発揮する人材も、又そのチャンスもなくなったことが残念と思える。洋平、太郎が悪いのではなく時代が悪いと思いたいものだが。
それにしても佐藤栄作は冴えない。