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続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに (文春文庫)
山崎 章郎
文藝春秋

グループ:Book /ランキング:32285
価格:¥ 470
発売日:1996-08 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
自分はコンプレックスの塊だと言う人間は読んでほしい  (2007-05-09)
この本を読むきっかけは自身も山崎氏の患者であった故原島久美子さんが書いた「涙のアンパンマンマーチ」の中の日記に書かれていたことと、自分自身ホームヘルパーの勉強をしていて、末期がんの緩和ケアの話が書かれていたので読んでみようと思いました。

25年前に祖母も15年前に祖父も亡くなったのは病院でした。25年前に祖母が亡くなったときは学校で死を知らされました。母方の祖母は7年寝たきりで自宅で亡くなりました。

娘の結婚式を見届けて亡くなった父親、幼い子を残して死んだ母親の話は考えされました。この本が出た当時はホスピスと言う言葉がで出した頃で、ホスピスに行くというのは自分の死を受け入れるという意味でもありました。そして病院はぎゅうぎゅうづめの病室で過ごす世界でした。

山崎氏は団塊世代で船医をしながらあちこちの国を放浪したという人でもあります。

われわれの世代は校内暴力で学校が荒れ、そのあおりを受けて頭からつま先まで抑圧された教育を受け、高校入試はおろか大学を出たものバブル崩壊で就職難と言う不幸な世代でもあり、悪く言えば女の子の場合は自分に対するコンプレックスを強く植えつけてしまった人も多いのではないかと思います。

このレビューを書いた日に5年前に岡崎市で起きた女子大生の殺人事件の裁判のニュースで、鬱積した気持ちを女子大生に刃を向けた男とその親に欠けていたのは祖母が亡くなったときに25年前の私が火葬場で経験した人は死ぬと燃やされるという現実と、この本の登場人物の生きる力だと私は思った。

私は父の一言でヘルパーの勉強を始めましたが、この本は自分はコンプレックスの塊で何も出来ないという人に読んでほしいです。

今生きている時間を大切に  (2002-02-14)
まず、泣いた。そして自分が今日無事に生きていることにものすごく感謝させられた。人の死に関する本なので、決して明るい話ではないし、楽しくもない。すごく悲しいけど、でもそれだけでもない。自分の人生の最後を知り、残された時間をどう自分らしく過ごしていくかを模索しながら懸命に「生きる」人達とそれを支える人達。そう、これは題名こそ死を思わせるが、実は生きることについての本なのである。必読。



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