予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
FJ ~q 早川書房
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価格:¥ 1,890
発売日:2008-11-21 /通常6日以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
行動経済学ってうさんくさい・・・ 
(2010-08-17)
あまり実用的ではないです。
仮説に対して行っている実験が、「その方法でいいの?」と思うようなものが多い。
行動経済学というよりも心理学のマメ知識系の本かと思います。
非合理な人間か作り上げる世界 
(2010-07-03)
現在の資本主義経済には限界がある。
なにもリーマンショックやドバイショックを見ての話ではない。
合理性を前提としてくみ上げられた現在の仕組みでは非合理な人間が形成する社会を捉えきれないことを本書を読んで実感したからだ。
題名のとおり、不合理性を予測する学問分野が著者が専門とする行動経済学である。後から考えたり、端から見れば合理的でなかったり、損をしたりする行動をなぜとってしまうのか。こういった不合理な行動に合理的な根拠や動機を見出していくのが行動経済学である。本書で取り上げられる様々な不合理な行動の事例や研究・実験は非常に面白い。のぞき見趣味の部分もあるが、MITやハーバードのような理性的と思われる人々も人間として不合理な行動をとっていること、それも著者たちの思惑通りに(時には意外な結果もあったようだが)不合理な行動をとってしまうことが興味深い。どれも面白かったが、個人的にはゼロコストを扱った第3章、選択の自由を扱った第8章が特によかった。
経済学の父とも言われるアダム・スミスももともとは哲学や道徳論を専門としていた(まあ、最初の経済学者だからスタート地点は違うところにあるのは当たり前だが)。行動経済学にとどまらず経済は人間の動きや心理を分析する視点が経済学には含まれている。合理主義的行動を重視しすぎる立場に対して人間の本性も加味していく行動経済学は立派なカウンターバランスとなる分野である。一部では誤解もあるかもしれないが、経済学の異端ではなく、経済学の主流の一部である。
本書は異端の経済学書に見えないこともないが、非常に正統的な経済学の入門書である。読み物として読みやすくなっており、行動経済学のエッセンスにふれるための最適の書のひとつである。反面、理論面の説明は弱いので、さらに学びたい人は別の書も手に取る必要があるだろう。
人は論理的に考えない事を暴露します 
(2010-06-26)
人は論理的に考え生きる動物だと言われています。 そして、人々は自分が賢いと考え論理的に考えていることを当然であると。
しかし、人は本能で動いてしまいます。 本書で面白かった例として
所有していない物に関しては論理的に考えてしまうが、既に所有している物に関しては相当高い価値を見積もります。 つまり、所有していない物はお互いに天秤にかけるが、所有している物は自分の価値観という秤に載せてしまいます。何故か天秤にはのせません。
この本はビジネス書ですが、おおらかな人生を歩む上であると良い知識も手に入ります。 人々の支離滅裂な考えや、論理のぶれ、昨日言ったことと今日言ったことの価値観が違うなどという現象は人々の欠陥が原因となると考えることが出来、腹が立つことが少なくなりました。
文章の書き方や、テーマ設定が非常にカジュアルなので、誰でも読める内容の本です。
行動経済学の入門書 
(2010-06-03)
物足りないと思う方もいらっしゃるでしょうが、非常に面白いです。
決して難しくありません。
行動経済学というものに興味を持つきっかけとしてオススメです。
価値観の由来 
(2010-06-02)
人間の行動の不合理さが、実験を通して明らかになっていく。
最も印象に残ったのはアンカーの話。人は何か得たいの知れない物を判断するとき、 最初に提示された情報がアンカーの役割を果たす。
例えば講演会の話。
最初に提示するいくら払って聞くか、もしくはいくら貰って聞くかという情報で、人はその講演会の価値を判断する。
このように、私たちの生活の中には当然と思われていることでも、それは最初に得た情報の比較であるだけかもしれない。
物事の真偽や価値、幸福感、あらゆるモノの評価、これらは個人個人によって大きく違うのは、始めに得た情報の違いに大きく依存している可能性がある。