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ゲーテ格言集 (新潮文庫)
ゲーテ
高橋 健二
新潮社

グループ:Book /ランキング:5455
価格:¥ 420
発売日:1952-06 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
必ず助けになる言葉が見つかる!  (2008-08-16)
本書は、ドイツ文学、ひいては世界文学に大きな影響を与えたゲーテの著作の中から、
大小の様々な格言、砕いて言えば人生の応援メッセージを集めたものです。
格言はスケールの大きなものから、生活の知恵程度のちょっとしたものまで、
長さも、1ページに渡るものから、一言でエッセンスを凝縮したものまで、
まさに多種多様です。便宜上編者がテーマ別に分けていますが、
読者によって様々な解釈が可能であると思います。

なおビジネス書などで、このような格言を、
失礼ながら著者の我田引水な解釈で紹介するものが見受けられますが、
個人的には、本書のような、ただゲーテの言葉をそのまま並べているものの方がお薦めです。
読者が、それぞれの身の丈にあった解釈をする方が、
年齢や環境に応じて何度も格言を味わうことになり、
より格言を印象深いものにするように思います。


現代にも十分通じるゲーテの格言  (2008-07-25)
文豪ゲーテ。
現代にも十分通じる格言がちりばめられている。
中には現代の情報化社会を予言したのではないかと思わせるものもある。
例えば
「人間は、なんと知ることの早く、おこなうことの遅い生き物なのだろう」p22
「人間がほんとに悪くなると、人を傷つけて喜ぶこと意外に興味を持たなくなる」p26
「なんでも知らないことが必要なので、知っていることは役に立たない」p171
「ひとはほんとうはほとんど知らない時のみ知っている。知識と共に疑いが増す」p184


言葉の力  (2007-11-06)
ゲーテの著作から、心に残る名句を抽出しまとめた一冊。

この中に編まれた総ての言葉に即座に頷くことできないが、バーッと読み進めていって、時折ハッとする言葉が胸を打つ。例えば、

・芸術も人生と同じく、深く入りこめば入りこむほど、広くなるものである。(「イタリア紀行」)
・有為な人間は、すぐに外面から内面へ向かって自己を教養する。(「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」)
・自分に属するものから脱することはできない。たといそれを投げ棄てようと。(「格言と反省」)
・人生は色どられた影の上にある。(「ファウスト」)

……などのように。どれも高尚な文章で、しかも内的な含蓄に富んだ素晴らしい名句である。純粋な意味での「言葉の力」を再確認させてくれる。

それと、あとがきで編者も書いているが、ゲーテはしばしば矛盾したことを言い放っている。しかしそれでこそ人間ゲーテの魅力だ。そもそも思考とは常に流動するものである。

いずれにせよ、ゲーテの戯曲や小説に興味を持つ、良い切っ掛けないしそれらの入門として、本書が役立ってくれることは確実だ。



山崎豊子先生が贈った言葉  (2007-09-23)
この本を探していた方は多いのではなかろうか。テレビドラマ「華麗なる一族」を見事に演じきった木村拓哉に山崎豊子先生が贈った言葉は90ページから91ページにまたがっている。私はテレビを見、翌日あわててこの本を購入した通りすがりにすぎない。この一節が山崎先生の全て、と言っても過言ではない。彼女の著書、過酷な運命に翻弄されつつも火の玉となり、果敢に問題に立ち向かった男たち。ゴールに向かうどころか、まずスタートラインを探すところから始める苦難の連続。男たるもの口数が少なく、薄っぺらな弁解をしないものだ。万俵鉄平、壱岐正、恩地元、陸一心...彼女の著書では「勇気を失ったの」は主人公になりえない。昨今の流されやすい嫌悪すべき風潮、是非この「勇気を失ったもの...」の一節を声に出して音読していただきたい。記述されて数百年、本質はいつの時代も変わらない。転職しようか、などと岐路に立っている方にこの本を勧めたい。選択肢という言葉があるが、選択の余地などない、男には信念が必要なのだということがおのずと見えてくるだろう。

人間らしく生きていく上で必要不可欠な良書。  (2007-06-21)
素晴らしい言葉たちで溢れています。
そこには、私の心に住み着く不安や罪悪感、後悔を取り除いてくれる哲学がありました。何時も側に置いておきたい大切な本です。



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