不肖・宮嶋ちょっと戦争ボケ〈下〉1996~1999 (新潮文庫)
宮嶋 茂樹 新潮社
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価格:¥ 660
発売日:2005-10 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
宮嶋茂樹=ルパン三世説を主張する 
(2005-11-30)
常々、美女好き・危険好き・一攫千金好き、そしてけっこう義侠心があったりするところから、宮嶋茂樹=ルパン三世説を唱えていたところ、この下巻、16ページ目でそれはたちまち立証された。なんせ不肖・宮嶋自らこう語っているのである。
「フライデー時代は(中略)、潜入の天才(当時、宮嶋に潜入できない建物は東京にはないといわれていた)と呼ばれていた私である。」
それにしても上下巻通して読了し、感じるのは、評価のあまりの少なさ、というかむしろ「平和ボケ」市民団体や政治家、ニュースキャスターからの非難・排斥活動に反比例するがごとく、黙々とキツい平和的国際貢献活動に打ち込む自衛隊への敬意である。
とはいえやはり、自衛隊がらみ以外の単独行でのほうが、不肖・宮嶋のスリルをユーモラスに語る筆致は冴えている。この下巻で言えば、コソボでIDカードつきのパスポートケースを紛失、発見するくだりは必読・必笑。