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風の男 白洲次郎 (新潮文庫)
青柳 恵介
新潮社

グループ:Book /ランキング:1490
価格:¥ 420
発売日:2000-07 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
白洲次郎をいろんな側面から見ることができます  (2008-01-14)
本書は白洲次郎の夫人である白洲正子さんの要望により書かれた本であるため、白洲正子さんのコメントが多く、他の本よりも素顔の白洲次郎に近いもののように感じました。
関係者に対してもよく取材されており、当時の様子というのが伝わってきます。
読んでいて、リアリティを感じるものでした。
特に第一章の辰巳栄一氏との関わりの部分は非常に興味深く読めました。
内容としては多少時系列でないところもあり、ある程度の歴史的背景を知った上で呼んだ方がいいと思います。

まさに風の男白洲次郎!!  (2007-12-09)
マッカーサーを叱りつけた話や、国連加盟の演説を日本語に直させた
というエピソードが有名だが、白洲次郎にとっては
数々のエピソードの末端に過ぎない。
それくらい白洲次郎の生き方は豪胆であり、ユーモラスである。

「プリミティブな正義感」「カントリージェントル」など
青年時代をイギリスで過ごした彼は、
日本人でありながら、日本人を超えている。

戦前は近衛文麿の政治グループとして避戦、終戦に活動し、
戦後は吉田茂と共にGHQとの折衝にわたるなど、
政治家でもない彼が、歴史に与えた影響は大きい。

軽井沢のゴルフ倶楽部の理事長として、時の総理といえども
勝手をゆるさなかった姿は、とても快活である。

本物のかっこよさ。  (2007-11-06)
白洲正子への興味から、白洲次郎を知りました。
写真が多いタイプの本で、何となく人物を知ったのですが興味深く
本書を手に取りました。

政治に疎い私でも、彼が戦後復興に大きく貢献したことは読み取れました。
しかも自分が前に出るというよりは、サポート役として、
まさに日本経済成長の立役者と言えるのではないでしょうか。

OLやってる私にもっともわかりやすかったのは、東北電力会長時代のエピソード。
まだ昭和二十年代後半の時期に、
・オフィスの禁煙→喫煙者は喫煙室へ
・女子のお茶くみ禁止→飲みたい者は自分で
を徹底させたというのだから驚き!!
こんな素敵な上司のもとで仕事できた人たちはさぞかし幸せだったと思います。

また白洲次郎、最期の京都でのエピソードも母性本能をくすぐるもので、
本当に男として理想だな〜とベタボレです。

本当のSTATEMAN  (2007-10-30)
白州次郎のことは以前から気になっていたのだが、なかなかその関係の本を読むことがなく、やっと本書を読み、もっと早く読むべきだったと思う。日本の戦後の在り方に重要な形で
かかわりながらも、いわゆる学校で習う歴史では出てこない。
昨今の日本の各界の指導者の質の問題を考えるにあたり、この様な本当の意味のSTATEMANが
日本人としていたことをもっとよく考えるべきであり、将来の指導者を育成する日本の教育の
あり方の問題としても考えるべきだと思う。単なる裕福な少年ではない人格形成がどの様な形でなされたのか、白州次郎に対する興味はつきない。

爽快!  (2007-06-10)
権力者に屈せず物事の筋を通し自説を曲げない...。
これだけだと、ただの煙ったい人なんでしょうが、これを補って余りある人間味が有ったのでしょうね。

裕福な家に生まれ何不自由なく暮らし、限られたものしか海外に行けなかった大正から昭和初期に掛け、イギリスに留学し、しかも留学先でも車を2台所有しており、恵まれているがゆえに、単なる傍若無人の「どら息子」で終わっても不思議ではありません。

留学中にロビン・ビングと出会い、交流を深めたことが、白洲次郎の独特の世界観、物事を見通す眼、人格形成に大きく影響したのではないかと思います。

白洲次郎が爽やかだったからなのでしょうが、読み終えた後の爽快感が何とも言えず心地よいです。

更に白洲次郎のことが知りたくなりました。



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