カスタマーレビュー
おすすめ度:
わかりやすいです 
(2010-08-06)
現代アートがわからない人におすすめできる内容です。
現代アートはなぜ意味不明なのか、そのことについてわかりやすく解説している内容で、自分の考えていた考え方を再確認することができたのでよかったです。
結局のところアートの歴史や作者ことを知らないと現代アートは理解するのが難しいのだと思いました。
でもこの本で紹介している絵画のはほとんどが近代アートであって厳密にいえば現代アートではないかもしれませんが、現代アートの歴史を説明する上でこれらの作品を選ばれたのでしょうか。
現代アートを解説する書籍はとにかく難しい内容が多いとも感じていますので、この本をまずは読んでみることをおすすめします。
現代アートに興味がわく! 
(2010-07-30)
本書を読めば、奇妙で理解しがたい現代アートが
一気に身近に感じるようになります。
本書の構成は、代表的な現代アートを何作が上げ、
それらに対して解説を加えながら、現代アートとはなんぞやを掘り下げていくものです。
まず取り上げられている作品に惹かれます。いずれも素人目には、
これをどのように寸評するのだろう?という個性的な作品ばかり。
しかしそれに対する解説を読むと、なるほどねぇーと思ってしまうのです。
作品が生まれる背景を知ることが、
現代アートを理解する手がかりなのだということがよく分かります。
ピカソの一見破天荒な作品も、背後にあるロジカルな思想を知ると、
途端に見る目が変わってきます。
一般の方に優しい平易な語り口も良い。
オススメです!
わけがわからなくても、面白い、楽しい。 
(2010-02-14)
カンディンスキーに何が書いてあるかわからくても、
キルヒナーが、上手いのかへたうまなのかわからなくても、
デュシャンが、そもそもアートなのかわからなくても、
モンドリアンの値打ちがわからなくても、
マグリットが、わかったのかわかっていないのか、わからなかったとしても、
ロスコの意味がわからなくても、
その絵の価値は決めるのは、それをアートと認めるか否かも含めて、
アーティストとともに、わたしたち自身が握っている。
早速、藤田令伊さんの続編に期待!!!
まさに超入門。最高にわかりやすいです! 
(2009-09-29)
現代アートがわからないと感じる人は多いと思いますが、本書はその現代アートの最高にわかりやすい入門書です(「超」入門書というのはウソではありません)。
「まえがき」で著者自身が書いていますが、そのわかりやすさの理由であり、著者のウリでもあるのが、著者が元フツーのサラリーマンであって、美術界オンリーでやってきた人ではないということです。
そのため、一般の人と同じように「わからなかった」過去があり、読者の目線でわからないことを前提に解説してくれているので非常にわかりやすい内容に仕上がっています。
こういう説明ができる人がもう少し増えれば現代アートに興味を持つ人はもっと増えるだろうに、と感じた一冊でした。
もちろん新書一冊で現代アートの全てがわかるはずもないのだけれど、有名な作品だから素晴らしい、と知ったかぶりをしたくない人にオススメです。
「わからない」から始まる 
(2009-09-26)
とても読みやすい入門書です。
「分からない」作品の観方や考え方を「分かり易い」説明で示し、
「分からなくても」作品鑑賞ができると思うようになります。
全体を通して「分からなくても構わない、自分なりの鑑賞をしよう」と
「現代アート」の世界へいざなう著者の思いが伝わってきます。
また、それぞれの章の後半が簡単な現代アート史のようになっていて、
どの美術作品にも時代的背景があることに気付きます。
「現代美術」とせず、「現代アート」とカタカナで記述されている
ところには著者の何か意味するところがあるのかなとふと思いました。
佐々木健一著「美学への招待」の内容とも通じるところがありそうです。
「芸術」「美術」「藝術」「アート」「art」のそれぞれの定義や、
言葉の持つ印象や連想される内容を考えるのも面白いかもしれません。