裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ) (講談社BIZ)
山口 絵理子 講談社
グループ:Book /ランキング:3607
価格:¥ 1,470
発売日:2007-09-22 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
山口さんの講演聴いてみたくなりました 
(2008-07-09)
いやあこの人は努力家です.やはりここまでやれる人ってそうはいないでしょうね.
ただ,この方は幼少の頃の育てられ方はかなりしっかりしている印象を持ちました.
中学でぐれている描写がありましたが,それでもある科目だけ白紙で提出したりする一方で他科目は95点取ることができる.ですから,本当に生まれつき恵まれていない環境,というのではないと思います.
けど,その自分に与えられた恵みを,きちっと社会に還元されています.
一読してソンはありません.
やる気が出てきました.
すごい!の一言 
(2008-06-28)
情熱大陸でも登場した、バングラデシュで鞄の製造を行い、日本で販売するビジネスを起業した山口絵理子さんのこれまでの半生(というか1/4生くらいか)を自身で振り返っている一冊。単身バングラデシュに乗り込んで、「途上国の貧困問題を何とかしたい」という強い想いだけで一からビジネスを立ち上げ、何度も現地で裏切られ、また日本でも販路開拓に苦労しながらきちんとビジネスを成長させている。何よりもすごいのは、バングラデシュで製造された鞄を、人々の慈善の精神に訴求することで売っているのではなく、きちんとブランド化して同じ価格帯の商品に負けない品質を有する鞄として販売し、利益を出すビジネスとして成長させている点。山口さんの「利益を生まなければ持続可能な成長はない」という信念の賜なのだが、一見そこらへんにいそうな普通の若い女性がここまで強い信念を持ち、具体的に途上国の貧困対策に貢献している姿を見ると、志あるところに道は通じるのだなあと元気づけられる。まずは自分の志をもっと磨くべく精進せねば。
多くの人が感動するのではないでしょうか 
(2008-05-19)
並々ならぬ著者の努力と根性に感服しました。小学生時代にいじめにあい、高校時代は柔道一本で全国大会出場。その後慶応大学へ進学しバングラディッシュの大学院へ行く。異国で起業することを志し現在成功するまでのストーリーを1冊にまとめている。これだけ多くの経験を読むだけでも面白いが内容が濃く面白い。
その節々での出来事が山口さんの血となり活力になっているように思えた。何度も人にだまされつらい思いをした経験、そして克服していく。多くの人が感動するのではないでしょうか。
ギャップを感じることの大切さ 
(2008-05-17)
社会起業家と呼ばれる人が増えています。この流れは、自分が「良き社会」であると考える姿、すなわち自分の持つベストの思想を、少なくとも世の中の大半の人々が関与している経済活動に乗せることで(そして、収支を黒字にすることで)存在意義を間接的に証明し、最終的に合理化しようとする(世に正しさを訴える)人が増え始めた、ということかも知れません。
この本を読むと、著者のとてつもないパワーが、自分が信ずる「良き社会」や「良き人のあり方」というものと、「人をいじめる人」、「表面ヅラの良い国際機関」、「バングラデシュの現状」というものの間にある大きなギャップに対する悲しみや怒りを源泉にしているのだと感じました。著者はこのギャップを素直に見つめることで、大きな悲しみを感じ、そしてその悲しみが怒りに変わることで、非常に強いエネルギーを発散しながら、通常の人たちには相当困難に思えることを乗り越えていきます。
ここで、著者があえて「バングラデシュの現状」という、「日本の現状」との差異が大きいものを挑戦の対象として選んでくれたことで、社会起業や起業の意味、さらにはビジョンと呼ばれるものの源泉が、クリアカットされた気がします。
日本という先進国に住む人たちは、「社会の在りよう」も「人の在りよう」も、どうやら20世紀の間に本当に最適化されてしまったと感じているように思えてなりません。本当に、この状況が最適なんだろうか?疑問を持つこと、ギャップを感じることの大切さを、この本は伝えてくれます。
情熱を感じます 
(2008-05-15)
おっかなびっくりで、綱渡り。
ものすごい行動力とまっすぐな気持ちがそうさせるのか。
とにかく、無鉄砲な人には間違いない。
まず、山口絵理子という人物に、そんな感想を持った。
何かを起こすっていうのは、そんな思いっきりの良さや、集中力と情熱が必要なんだと感じる。
たまたま別の本を買って読んでいたら、その広告にあったこの本。
なんか、タイトルが、ものすごくパワフルで凄そうだなぁ。
ちょっと読んでみようか、というきっかけだった。
この本では、彼女のこれまで生い立ちと現在、やっと安定してきた会社のことまでを綴っている。
どの場面でも、悔し涙を流している彼女。
最初からうまくいくことがなく、独りぼっちで途方に暮れてしまう。
そして絶望感に支配され、ボロボロになる。
しかし、決して諦めないその姿勢が、明日へ繋がり、苦難をなんとか打開していく。
ハラハラドキドキの綱渡りの連続だ。
それにしても、もの凄くパワフルだ。
努力以上の言葉があるならそれが当てはまる。
普通の女性であるだろう彼女は、並大抵の普通の女性ではない。
でも、きっと、普通の女性なのだ。
だから、凄いし、尊敬してしまう。
お金儲けじゃない使命感がないと会社は作れない。
何のための会社なのか、なんの目的があるのか。
どうして、会社が必要なのか。
そんなしっかりした思いが無いと、きっと途中で投げ出してしまうはずだ。
彼女には、強い使命感がある。
そして、それが原動力なのだ。
使命感を失った会社が多い中、彼女のこの本から、忘れていた一番大事なことを思い出す。