レビュー(Amazon.co.jp)
ぼくが今よりもずっと赤ちゃんに近く、おじいちゃんが今よりずっと元気だったころ、ぼくとおじいちゃんは毎日のように散歩を楽しんでいました。僕が少し大きくなって、困ったことや怖いことに出会うたび、おじいちゃんはぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやくのでした。「だいじょうぶ だいじょうぶ。」
『おさるのまいにち』『おさるはおさる』で路傍の石幼少年文学賞を受賞した、いとうひろしによる絵本。わかりやすいストーリーと、ほのぼのとしたイラストで展開され、穏やかな暖かさに満ちている。「だいじょうぶ だいじょうぶ」というおじいちゃんの“おまじない”がぼくに教えてくれたのは、「この よのなか、そんなに わるい ことばかりじゃ ないって ことでした。」
子どもたちに、読み聞かせをしている親にとっても「だいじょうぶ だいじょうぶ」という言葉はおまじないになるはず。子育ての責任と不安に、ふと疲れたお母さんにも手にとってほしい。(小山由絵)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
祖母が余命2か月と診断された後で・・・ 
(2008-08-17)
自分が小さく、おじいちゃんがもっと若かったころ、おじいちゃんが「だいじょうぶ だいじょうぶ」と励ましてくれた。
そして自分が大きくなり、歳をとったおじいちゃんが入院した。
今度は自分が病床のおじいちゃんを「だいじょうぶ だいじょうぶ」と励ます番になり終わる。
元気だった祖母の顔色が突然悪くなっていた。病院の定期検診で癌と診断された。
既に転移もあり、年齢を考えると手遅れの状態だった。
こんな時期にたまたま読んだためか、絵本を読みながら涙が溢れそうになってしまった。
ホロリときます… 
(2008-05-29)
いとうひろしさんの、やさしい絵が心を和ませてくれます。
何があっても「だいじょうぶ」。そう言ってぼくを支えてくれていたおじいちゃんの温かさと、その想いを受け取って大きくなったぼくの強さに、ホロリときます。
…案外、大人のほうがはっとさせられる絵本かも。
魔法のことば 
(2008-04-25)
何気なく手に取り、本屋さんで号泣・・・。
娘に読み聞かせても毎回泣いてしまい、
ひとりでページをめくってもまた号泣。
小さい頃はおじいちゃん子だったのですが
祖父が亡くなって何年も経ち、大人になって忘れてかけていた思い出が
絵本を開いて、一気に溢れ出してきました。
私の祖父もいつもこうやって、見守っていてくれたんだなぁ、って
例えば、がんばれ、という言葉は、本当にがんばっている人にとっては
負担になってしまったり、少し残酷な意味合いになってしまうこともありますが
だいじょうぶ、って、あったかくて安心する、
魔法みたいに素敵な言葉ですね。
時間に追われて余裕がなくなり、つい娘には
はやくしなさい!、もっと〜して、と多くを求めてしまうことが多いのですが
だいじょうぶ、だいじょうぶ、と
後ろからそっと見守ってあげれるような
そういう自分になりたいです。
すばらしい絵本です。
みんなに言ってあげよう 
(2007-10-05)
だいじょうぶ
なんと素晴らしい言葉だろう。
他人に「だいじょうぶ」と言われても、自分で「だいじょうぶ」と言ってみても、そこには温かなやさしさが溢れるような言葉だ。
目を見つめて「だいじょうぶ」
手をつないで「だいじょうぶ」
頬を寄せあい「だいじょうぶ」
背中をさすりながら「だいじょうぶ」
空を見上げて「だいじょうぶ」
そう、どんなつらいことがあったって「だいじょうぶ」
魔法のことば
「だいじょうぶ」
本当に「勝ち組」でいいのか? 
(2007-08-26)
最近の日本は全体的に美しい国どころか、せち辛い世の中になってしまいました。
テレビでタレント化している「あの整形外科医」が、その典型的な例でしょう。
このままでは、精神がゆがんだ人だらけになってしまいそうです。
「勝ち組」「プチセレブ」等の格差用語が横行し、また隣家の生活をうらやんだり
ねたんだりしている一方で、今日は国際競争社会で周辺諸国がどんどん環境問題等を
無視(軽視)して成長を続けています。
それなのに日本人同士で足を引っ張り合っていていいのでしょうか?
こういう本を読んで、もっと思いやりの心を持つようにしましょう。
本当の日本人なら思いやりの気持ちを持つことは可能です。