カスタマーレビュー
おすすめ度:
「僕が嘘つくと思うかい?」 
(2008-11-17)
4巻を読んで、まーちゃんが殆ど出てこなくて、内容はミステリー(?)で少々読むのに時間が掛かったのですが、なんと!!この5巻はその続きで「また、まーちゃん出てこないのか〜」と残念だったけど、5巻は早いペースで読めました。
4巻より良かったです。まーちゃんも、回想とラストに少し出てきます!
さて、今回は更にびっくりする様な描写がありました。確かにグロいの苦手な方には絶対おすすめしません。普通なら引きます。私もどちらかと言えば苦手なのに、この「みーくん」の壊れっぷりが何ともクセになり、読んでいます。
これを読んで中身のグロさ、脱出方法の小説的展開にも免疫ついたので、もはや次にどんな展開が来ようとついて行ける気がしました。
「行ってらっしゃいと返してくれた人がいたこと」の部分切なかったです。
「遠い日の記憶は、セピアではなく赤色だ。」…そんなみーくんが、まーちゃんに気付かせようとしたこと。それは……。みーくんが壊れた世界にしがみつき、虚言のなかで最高の嘘を奏でる明日は、まだ終わらない。続きが気になります。
それから何故「大江家」で、あのような惨殺が起きたのか?については、「そんな理由でー!?」と思うでしょう。まさかの理由でした。
でも途中に景子の言葉で「死ぬ事にだって意味が欲しい。だから、」と言う心の文章を読んで、深いなあぁとか思ってしまった…。そんな風に思うのは、多分間違ってるけど。みーくんの内面描写(つまり本編の文章)は、どこまでも渇いてて、明るくて真っ暗で救いが無く、最高の気分と常に暗幕があって、なんとも感じ入ります…嘘という世界で、いつまで続くのかな。
ここに来てまさかの逆転満塁ホームラン 
(2008-10-28)
前作(第4巻)の続編、というかミステリ的にはいわゆる「解決編」。前作で疑問に思っていた種々のことが、予定調和的に納得されました。
キャラ立ち完成。プロットの再解釈・再構成も完成。みーくんの内面崩壊も外面崩壊を経て落ち着くべきところに落ち着いて完成。文章の崩壊度が増す中、塗り固められた嘘をひとつひとつ丁寧にがしていくと、精巧に構築された入間文学が姿を現します。西尾維新との差別化がどうとか、ミステリとしての仕上がりがどうとか、そもそもライトノベルとしてどうとか、いろいろ批判もあるかもしれませんが、ここまで見事に仕上げてくれたらもう細かいことはどうでもいいんじゃないでしょうか。
4巻突入でやや失速しかかり、正直もうダメかもと思っていましたが、見事に負の期待を裏切ってくれました。
ラノベおそるべし。入間人間おそるべし。
こうした特殊な文才を持った若手作家が、ラノベというサブカルの世界でその才能を開花させているのを見るのもまた面白いものです。結構クセになります。
表現が多様化し、文化が細切れ化していく一方、(その選択肢の過多が原因でしょうが)最近では逆に一点集中的な低級文化の消費(「××の品格」のバカ売れなど)が多くなってしまっています。たまにはこういうサブカルに身を浸し、多様化した世界を再享受するような文化消費活動も必要なのかもしれません。
茜的にもみーくん的にも、嘘じゃないですよ。
著者らしい文章と内容 
(2008-06-08)
一読の価値はあると思います。ミステリーとして読んでしまうと、犯行理由とか密室(密家?)からの脱出方法などが捻りがないと思うかもしれないが、此れは此れでいいと思う。何より著者らしい。
この作品の登場人物は誰もが何処か欠けている。この5巻でも普通と呼べる人は出てこない。きっと普通の人なんてこのシリーズでは出てこないんだろうなぁ。
でもそこがいい。剣も魔法も宇宙戦艦も出てこない、普通としか言い様のない世界、なのに現実味はなく非現実的であり異常が満ちている。読んでいて登場人物に共感なんて絶対しないけど、だからこそ読む価値がある。そう思う。
あと、後々の伏見ことゆずゆずの動向が気になりだす巻でもある。
壊れたまーちゃんはみーくんの夢を見るか 
(2008-05-21)
文書や構成もいい感じに洗練されてきて、
追いかける読者もうまい具合にふるいにかけられてきた感のある5巻。
非常に痛々しい描写の連続で途中つらくなったりもしますが、
「謎がすべて解けてしまった後のクローズド・サークル」
という展開は非常に興味深いものがあります。
今回でもゆずゆずや腕などいろんなフラグが立った為、
今後の展開もなかなかに気になってきます。
次巻から異能バトル物になっても個人的には全く驚きません。
とか言ってみる嘘。
おいおい。 
(2008-05-15)
みーくんがすごく丸くなってます。
湯女がターボかかってます。
柚々が超ヒロインヒロインしてます。
犯人が、…。
脱出方法が、あれすぎてマイナス。