F1ビジネス―もう一つの自動車戦争 (角川oneテーマ21)
田中 詔一 角川書店
グループ:Book /ランキング:43992
価格:¥ 780
発売日:2006-05 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
想像をはるかに上回る 
(2008-06-28)
F1には金がかかるんだろうなとは思っていましたが,想像をはるかに上回るものでした.そして,F1の利権と組織がバーニー・エクレストンとマックス・モズレーという2人に完全に握られているというのも驚きでした.
F1関係では,「世界最速のF1タイヤ」(浜島 裕英著,新潮新書)という本が,クルマを早く走らせるためのタイヤメーカの努力やサーキットでの様子が書かれており非常に面白かったのですが,これはどちらかというとタイヤという技術的な側面からのお話でした.一方,本書の著者は,ホンダチームの経営に携わった方で,チームの運営やF1の収支,FIAとの関わりや政治的な話が書かれており,華やかなレースの裏ではこのようになっているのかというのを知りました.また,技術の追求を目指すメーカチームと興行主であるFIAの考え方の違いなども鮮明で興味深いものでした.
F1に興味のある方は必読です.☆7つです.
ビジネスとしてのF1 
(2007-08-13)
私たちの知らないビジネスとしてのF1が垣間見れます。いままでは、バーニー王国が牛耳ることで成り立っていたのだが、バーニーvs自動車メーカーの中で、F1をもっとオープン化していこうという流れになっている。
F1はスポーツかということで言えば、他力本願の要素が余りにも強くて、スポーツという感じがしないような気がする。むしろ、ヨーロッパの金持ちの道楽という感じがする。レーサーは、体力勝負ということと間違えたら死の恐怖というものがあることで結構大変なんだけどね。
私なんかは、毎年毎年レギュレーションが変わっているから、どういうルールが適用されているのかがわかりません。そういう変更にあわせるために、マシン制作費が高騰しているという現実があるのですね。F1がどういう方向に向かっていくのかには注目していきたい。
私が驚いたのは、優勝しても主催者側から賞金が出るわけではない。報酬は、チームからの年俸制であるという部分だ。ということは、コンストラクタポイントこそがチームにとって大事なことになる。そういう中で、ホンダ、トヨタの行方は?日本人ドライバーの順位は?スーパーアグリがどこまでやるか?見たいな事に注目すればいいのかな。
これまでにないF1本として評価 
(2007-08-02)
私自身はF1は素人ファンだが、本書は車やドライバーでなく、F1をビジネスの側面から見た内容について述べられており、実際に内部で関わりを持っていた立場から、概括的ながらわかりやすい解説がなされていて、興味深い内容であった。本当はもっと深い具体的な話を読みたかったところだが、これまでにないF1本として評価。
目からうろこ 
(2007-05-23)
あまり知られていないF1の裏側の世界が細かく記されているのだが、現場で指揮を取っていた作者の話なのでとても説得力がある。
莫大な資金を投入し、プライドをかけてレースに参戦する。ドライバーは名誉を、コンストラクターは金儲けを、自動車メーカーはイメージアップのために。そしてF1界のボスであるバーニー・エクレストンとマックス・モズレーとの政治的な問題・・・。
「F1」という巨大ビジネスの中で戦っていくことが、どれだけ大変なことなのか痛いほど良く分かる。スーパーアグリと佐藤琢磨には頑張って欲しいとこころから思う。
おもしろかったです 
(2006-10-19)
いままでのF1本とは一味も二味も違う内容です。
かなり裏側まで突っ込んだ話も興味深いですし、F1の裏側に興味のあるファンにはきっと
読みごたえはあると思います。
コレを読むとF1の表の面(普段目にするもの)と裏の面(普段決して見れない部分)が
非常に理解できると思います。