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勾玉花伝 巫女姫様とさくらの契約 (角川ビーンズ文庫)
めぐみ 和季
角川グループパブリッシング

グループ:Book /ランキング:109712
価格:¥ 500
発売日:2008-07-01 /只今品切れ中
カスタマーレビュー
おすすめ度:
日本神話な物語。  (2008-07-05)
私的にアタリな小説でした(笑)。

ビーンズ文庫は逆ハーレムを謳った本が多いのですが、
よく読むと男性キャラたちが多くても肝心の恋愛が薄かったり、
好きだ愛してると王道な台詞が多くて先が読めてしまうお話があったりで
なかなかお気に入りの逆ハーものが見つかりにくかったのですが、
コレはいけそうです(笑)。


要因は何よりキャラが良かった事。(個性がしっかり出てて嫌いなキャラがいなかった)
絵が綺麗でそれを際立たせてた事。(小説は文章が一番ですがイラストも大事だと知った今回…)
日本神話な名が出てきた事。(すさのおのみや、いざなぎなど神話とどうリンクするのか考えるのも楽しい)
適度な謎が残っている事。(草凪の正体や帝の敵、珠の秘密など続きが読みたいと思わせた)

何より、主人公・香久耶(かぐや)が愛されてる事ですね(笑)。恋愛面もしっかり濃くなりそうです。
ちょっと気になったのは帝・天翔の話し方が古風なのに(〜せとうない、など)完全にはなりきれてないこと(〜するよ、とか)。
おそらく読みやすくするためかと思いますが、どうも不完全な昔風話し方になってしまったようで残念でした。
あとは年齢差。香久耶が14で朱皇が20…昔なら14は大人だったかもしれませんがちょっと戸惑いました(笑)。

早く続きが出るといいなと思いつつ。
楽しみにしています。

日本神話的ファンタジー  (2008-07-02)
母から受け継いだ不思議な力を持つ香久耶は
両親の弟子であった義兄たちとともに、
両親の故郷の村に身を寄せていた。
ある夜、不思議な男が現れ、香久耶に勾玉を押し付けた。
その男は今上帝の弟・朱皇で、勾玉を持つものが
彼を操ることができるという。
都に連れて行かれた香久耶の、日本神話がモチーフのファンタジー。

色恋沙汰にはぼけぼけの香久耶ですが
不思議の力を使って自立したいというしっかりしたところも。
そんな香久耶命の義兄、
ともに行動することになった朱皇、
つかみどころのない腹黒な帝が、彼女をとりまきます。

異性として見て欲しいとアピールする義兄や
根はイイ人だけど、ざっくばらんで手がはやい朱皇、
利用する為にも誘惑しようとする帝を
天然のニブさで、香久耶がかわすのが楽しい。
登場人物たちとそのかけあいが魅力です。


逆ハーレム(??)っぽい  (2008-07-01)
 古代日本を思わせる世界観です。読み始めた頃は独特の漢字の読み方に戸惑っていたんですが、読み終わる頃にはそれほど気にならなくなっていました。古代日本にはあんまり興味なかったけど、これはこれでいいかも。

 第一にキャラがいいです。最初は「えー、こんな人が相手役……?」と正直思いましたが、読み終わったらなぜか彼に好感を持ってるという不思議。ぶっきらぼうだけど優しいところがいいんじゃないかな。ラブになにやら大きな障害がありそうなのも高得点。
 帝も最初は微妙だったけど、終わりには印象よくなってたし。いつの間にか引き込まれていたようです。

 男性キャラが多くて、一見して逆ハーレムに見えますが、なぜか嫌味じゃないのはヒロインがかわいいからかな。無知ぶりがずば抜けているのでかえってあっけらかんとしてかわいいなと思う。「そりゃないだろう」という解釈をしてくれるので思わず笑ってしまう。それに振り回される男性陣も面白い。

 ちょっといい子ちゃんすぎるところもあるけど、ヒロインがあんまり悲観的で斜に構えてるのもどうかと思うので、問題ないでしょう。

 文章にもそんなにひっかかる部分はないし、世界観もなかなかいい感じ。ただ、ストーリーにはやや力が足りないかも。私もストーリーに引き込まれたんではなく、キャラクターに引き込まれただけなので。巻を進めればもっとぐいぐい読ませてくれるものになるのかもしれません。

 何しろヒロインが果てしなくボケっとしてるので、ラブが発展するのはすんごく遅くなりそう。でも、こんなボケボケな彼女がどんなふうにラブに目覚めていくのか見ていきたいなという気がする。
 
 世界観には大きな謎が隠されているみたいですし、次の巻ではさらに物語が動き出しそうですね。

 2巻もぜひ手に取ってみようと思います。



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