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巨大投資銀行(上) (角川文庫)
黒木 亮
角川グループパブリッシング

グループ:Book /ランキング:1337
価格:¥ 820
発売日:2008-10-25 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
投資銀行がわかる、でももっと厳しいところもある  (2009-01-03)
投資銀行に務めて者としては少し古いんじゃないのというのが感想である。
それとまだ甘いつまり投資銀行で働くということはもっときつい部分もあります。
なので邦銀の描写も甘い部分があるのだろう。
しかしストーリーに引き込まれる著者の筆力はすばらしい。
この業界に詳しくない人には勉強にもなりますし。
何よりも、銀行で働く人間の行動パターンを知ることができるのでしょう。
そこにこそこの本の価値があると思います。

経済新聞を10倍楽しむ方法!  (2008-12-24)
この文庫は2005年11月にダイヤモンド社から刊行された単行本を文庫化したものです
訂正や加筆はないようで、記載されていません。

裁定取引だとか、コール、プットオプション等、経済新聞やユースで見たり聞いたり
する言葉が頻繁に出てきます。
自身で株や為替取引をされているなら、これらの用語もすんなり理解できるかもしれ
ませんが、投資にあまり力を入れていない方々には聞いたことがあるけど、よくわか
らないって方が多いと思います。私自身がそうです。

しかし、不思議とこの小説を通して今まで分からなかった部分がわかってきました。
よく「漫画でわかる○○」などというタイトルがありますが、この小説にそんなサブ
タイトルを付けるとすれば、「小説でわかる投資銀行」ではないでしょうか。

上巻の巻末には金融経済用語集が付いており、少しくらい用語が分からなくてもでも
楽しめると思います。

物語は実際に起こった経済的イベントが時系列で発生し、そこに書かれている人や企業
もほとんど実名です。実名でない部分も容易にそれが誰を、どの企業を言っているのか
が分かります。
物語は1985年から2003年まで、その間に起こった様々な出来事……
日本のバブルや911などの大きな節目、それらが物語のなかで展開され、それが事実な
だけに臨場感ある作品になったと思いました。

日本発本格的金融小説として最良  (2008-12-23)
金融業界を背景とした小説としては、高杉良、幸田真音、橘玲などのものを
読んできたが、そのいずれのものよりリアリティがある、と感じた。
金融業界、とりわけ外資系を内側から観察した作者ならではの作品だろう。


上述の作者の作品を読んで好感を持った方には、本書を強くお薦めしたい。

いかに生温いか  (2008-11-25)
描かれている日本の銀行等の様子、おそらくこの小説こそ真実を光らせてみせているのだと思います。
誇張であったとしても。
となると、いかになまるい世界で日本人が働いてきたかということかと。
自分の仕事を鑑み、反省しきりでした。
仕事の発奮用にいい教材だと思います。
何のために働くのかという問いが示されています。
この小説を読んでから、山一証券の破綻直前を描いた「決断なき経営」を読むと
会社内の様子がリアルに感じられます。

今の金融危機に至る過程がわかる  (2008-11-04)
面白い。投資銀行業務の教科書のよう。国際的で、刺激的、繁忙で、競争の厳しい投資銀行の世界に自分も一員となっているような、そんな臨場感があって読める本。



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