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みぞれ (角川文庫)
重松 清
角川グループパブリッシング

グループ:Book /ランキング:17061
価格:¥ 660
発売日:2008-07-25 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
痛みとあたたかさ  (2008-11-11)
重松さんの作品を初めて読みましたが、他のレビューに違わず、どれも心に残るあたたかい作品でした。ここにでてくる人たちは、みな正面きって“幸せ”とは言い切れない人たち。みな、ごく普通に生活しているけれども、何かしら心に痛みを持っています。だから他の人たちの何気ない言葉に傷ついたり、自分を責めたり、“しょうがないよね”ってあきらめたり。。。そして、どれもハッピーエンドというわけでもない。でも、だからこそ等身大で、あたたかいんです。ここに描かれている情けない気持ち、切ない気持ち、悲しい気持ち、優しい気持ちは、立場が違っても、きっと共感できます。特に心に響いたのは、“望郷波止場”、“ひとしずく”、“みぞれ”です。

重松清ワールドたっぷり  (2008-11-02)
『みぞれ』は、重松清ワールドが詰まりに詰まった作品であると思う。
表題作「みぞれ」は、『卒業』のような哀愁漂う作品だし、
「拝啓ノストラダムス様」は、エイジみたいな青春を感じさせられる。
「メグちゃん危機一髪」のような中年のリアルさを思わせるのも重松氏のうまいところ。
ただ、似たような話が多く(重松氏の作品の多くを読んだ私には)、
先が読めすぎてしまうのが気にかかってしまった。
まぁ、そこが持ち味の一つでもあると思うが・・・。

重松作品のカタログ的作品  (2008-10-23)
10年近くの間に発表された短編を、アドランダムに収録した作品集。
時勢が懐かしい作品や、個人的に思い出したくない時期の時事ネタもあり、本当にバラエティ−に富んでいる。

どこを切っても重松作品で、10年前から現在まで、こうもポリシ−を変えずに優れた作品を発表し続けたものだと、感心します。

決して最高傑作とは言いませんが、重松作品の色々な側面が凝縮された、カタログ的な作品集という意味で、非常に意義がある一冊だと思います。



短編集  (2008-08-17)
様々な人々の様々な瞬間を切り取った短編集。全ての作品がテレビドラマを見ているよう。物語の展開が早く、映像が頭の中に浮かんでくる。ここにある11編全てが映像作品になる完成度。特に「へなちょこ立志編」「望郷波止場」「ひとしずく」「みぞれ」の後半4作品が秀逸です。


みぞれ  (2008-08-14)
 この作品には11篇の短編が収められている。自分は重松清は家族の物語を書かせると日本一の作家だと思っているので、中でも『みぞれ』『ひとしずく』『石の女』は心に響いた。特にこの3篇はぜひみなさんにも読んでもらいたい。



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