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源氏物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
角川書店
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グループ:Book /ランキング:19297
価格:¥ 1,000
発売日:2001-11 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
いい「きっかけ本」です  (2008-11-18)
 千年紀ということもあり、源氏物語に挑戦しようとしたのですが、膨大な量の現代語訳で尻込み、、、。登場人物も多く途中で挫折しそう。
 そんな時にこの本を知り、まずはこれを読んで全体像をとらえようと思いました。
巻ごとにあらすじと筆者が選んだ本文の一部が訳されています。非常に読みやすい文章です。ややこしい人物の関係図や物語に出てくる場所の地図が巻末にあり、物語をざっくりと把握するにはとても役に立ちました。
 この本自体も結構分厚いので、読破すればこの勢いで現代語訳本も読めそう、と自信がちょっぴりつく本です。
 やはりあくまでも「ざっくり解説」なので超ビギナー向けです。

読んだ、ヨンダ、YONDA?  (2008-08-08)
 これ一冊だけでは、「源氏物語」を到底理解したことにはならないだろうが、第三者には「源氏物語? 読んだ、ヨンダ、YONDA」と言っていいのではないかと思う。
さらに、「めちゃ、面白かったヨ!」とも言い切れると思う。少なくともこの本を読んだ限りは、単純に粗筋を追っていくだけに過ぎないが、そういえる。
 
 閑話休題、嘗て、内村鑑三は「源氏物語のようなメソメソしたものは、日本男子たるもの読むべきではない、そんな本は日本中から駆逐してしまえ!」と言ったそうであるが、彼こそキリスト教に犯され、恥かしくも西欧かぶれになってしまったではないか。

 「源氏物語」は今や日本が誇る世界文学の重要な位置を占めている。いまや、日本人よりむしろ海外の知識人のほうがよくこの本を読んでいることを考えると、多くの日本人は少なくとも「源氏」の内容くらいは知っておいて何ら損はないと思う。海外に行った際、話題に事欠かない。
 その場合、本文庫本は最適な入門書になるものと思う。

アニメ、オタクもいいが、その際、「源氏も読んでごらん?」と外国の友達に言ってみたらどう?
 メッチャ尊敬されるよ。

 この文庫は平成13年に初版が出て、20年の現在、第21版が発行されている。
 けっこう、読まれているのだ。


とはいえ  (2006-04-25)
果たして『源氏物語』全五十四帖を最初から最後まで通読した人はいったいこの日本にどれくらいいるでしょうか?『源氏』には膨大な数の人物が登場するため、何の知識もない人がいきなり読むと人物関係が理解できなくなり、かなりの人が途中でドロップアウトすることになるでしょう。そうなると結局、時間と金を無駄に消費してしまうことになります。この本で大方のあらすじを掴んでから本文を読むことでよりいっそう『源氏物語』に対する深い理解を得ることができるでしょう。ただし注意が必要なのは、この本はあくまで「ビギナーズ」のためのものであるので、山ほど蓄積されている『源氏』研究の紹介は皆無であり、『源氏』の本質の1%ほどしか得られないため、国文学専攻の学生は特に読む必要がないし、一般の方はこの本を読んだだけで「『源氏』を読んだ」とは言えないという点です。

源氏物語の全体像を掴むなら  (2005-07-25)
長大な源氏物語の全体像を掴むのにもってこいの本です。逐語訳ではありませんし、あらすじと、原文もダイジェストとなっていますから、本格的に取り組みたい人にはお勧めできませんが、逆手に取ってみれば、いつでもギブアップできるわけですし、一章あたりの原文の量も高校の古文の教科書程度の量ですので、気軽に取り組めると思います。挿絵やコラム、関係図なども豊富です。
編者も解説でいっているように、「読者それぞれの源氏物語」を思い描けるのではないでしょうか?

純大衆向け  (2004-11-06)
とりあえず全体を掴むということで言えば、一般の方が読む分には善いかも知れませんが、学生などは、なるたけ控えた方がよいと思われます。

まず、ビギナーズクラシック全てにいえることですが、初心者向けに作られていると言うことで、現代語訳の仕方が、細かい部分で大雑把です。分かりやすく理解してもらう為には意訳も当然ではありますが、そういうところにこそ目を向ける学部生は、意訳ではいけないと思います。現代語訳を求める場合は、与謝野晶子氏などの語訳に、是非挑戦してみたらよいと思われます。

ここまでくると本格的になってしまいますが、本腰を入れずに普通に楽しむということであれば、絶好のガイドブックになってくれると思います。
学部生にはよろしくないとしたのは、最初からこれの現代語訳を頭に入れてしまうと、後々の研究や自分で現代語訳を作成する場合に、誤解をしてしまう危険があるからです。特に前者の場合には、足かせといっても過言では有りません。過去の研究にもとづいているかどうかは分かりませんが、それでも不充分な部分は幾つもあり、その穴を埋めるように勝手な意訳をはさむと、しらずに誤解が広まっているなんてことも、充分にありえるからです。




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