太陽の子 (角川文庫)
灰谷 健次郎 角川書店
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価格:¥ 680
発売日:1998-06 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
著者の経歴を知っていますかね 
(2008-10-31)
この人は教員を志し、せっかく先生になったのに、現場を、つまり子どもたちをさっさと放り出して自分は南の楽園へ行き、そこで理想の世界を描きつづけたんだよね。そのあたりに引っかかりを覚えるのは、どうやら私だけらしい。
まあそのことは置いといて、本書は戦争で心に傷を負った父親を持つ少女の話だが、これを精神を病んだ父親(当時は精神病と認められず、ただ単に「怠け者」で通っていた父だが)を持つ小学生の私に送りつけてきた親戚がいた。正直、腹が立ったね。こういうふうにお父さんを理解して、健気に明るく生きろってか?冗談じゃねえぜ。くれぐれもそういう子どもに勧めないよう願いたい。
そういう諸事情を差っ引いても、灰谷氏の描く世界の「独善」は小学生の私の目にも明らかだったのに、感動しちゃう方が大勢いるんですな。日本がおかしくなるはずだ。
語りたくないけれど大事な過去 
(2007-04-08)
悲惨な経験をしてきた大人たちが決して語りたくない・・・でも、とても大事な過去。
主人公のふうちゃんを通じて明らかになっていく悲惨な過去。
その重いひとつひとつの過去にけなげに耐えていく主人公のふうちゃん。
大変感動しました。
よい作品とめぐり合えてよかったです。
読みやすいです。元気なふうちゃんが良い! 
(2006-12-16)
文章が読みやすくてすらすら読めました。
暗い悲惨なテーマを扱っているわりには、主人公の女の子が元気なので、
絶望せずに楽しく読める。
沖縄から神戸に出てきて、本当は良い奴なのに不良になっている少年の描き方が
秀逸。暗い過去を背負っていながら、頑張って努力して生きていく沖縄の人たちに
良い共感を持てる。
人生を絶対的に肯定した、{子どもの生命力を背景とした}灰谷さんの
人間生命への讃美の詩のように思われました。
大人こそ読んでほしい 
(2006-11-30)
何度読み返しても、ボクなんか、心が震えてきます。
教育基本法に「愛国心」と言う「うさん臭い」言葉を入れるよりも、強制的に日の丸を仰いで起立して「君が代」を歌うよりも、教師も生徒も、いやそれより役人や政治家と言った大人こそ、この作品を読むべきです。
この作品を読んで心が震えたなら、そんな自分に正直に生きるべきです。
戦争を知らない 
(2006-11-28)
わたくしは戦争というのをしらない。
特に「沖縄と戦争」
どうゆう話なのかしりたかった。
灰谷さんの本は随分と読みました。そして、いつもどうして
人間は戦争をしてしまうのかと、疑問ばかりがうかびます。
今もこれからも多くの人が灰谷さんの作品を読み悲しみや
小さな庶民の生活までも失ってしまう、この「戦争」を
考えてみてほしい。
世界中からなくなる日はくるのであろうかと、こころが
くもってしまいます。