カスタマーレビュー
おすすめ度:
うーん 
(2008-10-18)
恥ずかしながら、山本氏のことはつい最近知りました。
単純に「日本人褒められてウレシー」と浮かれていた自分の浅はかさが恥ずかしいです。
読み物としては面白いと思うのですが、外国人のふりをした日本人が日本人を「世界一流の〜」的な表現をしている点と、ユダヤ民族に対する間違った知識を堂々と書いてしまっている点が引っかかります。(前者は、日本人特有の卑屈さのせいかもしれないです)
書物の内容を全て鵜呑みにすることは愚かかもしれませんが、疑いながらの読書は苦痛です。
これから「外国人の目から見た日本」系の本は、作者さんが本当に外国人なのか確認してから手に取ろうと思います。
余談ですが、「貿易商を営むフランス人」という設定で書かれた日本・日本人に関するエッセイシリーズも、実は作者は日本人(外国人の協力者も結構いりゃっしゃった模様??)だと知り、己の無知ぶりに凹んでいます。
ただ、とある「韓国人が韓国の欠点を訴える」系の本が、署名こそ単独の韓国人の名前を使っていますが、実体は複数の韓国人からの取材を、ひとりの日本人が編集してまとめた、という話は不快でした。
中身より存在することに意味がある 
(2008-06-04)
この本で描かれているユダヤ人像や、用語の多くが間違い、ウソであることは
浅見定雄らの批判書でもう知られている。しかし、たとえば浅見が真実によって
反論しているにもかかわらず、その反論はどこか見当違いな気がするのは私だけだろうか。
この本の問題は、内容の一つ一つの妥当性よりも、戦後昭和の一時期に、
たとえインチキ本であっても、こういう本が日本人論として現れたということ自体なのだ。
この本の言うことは確かにいかがわしい。しかしそのいかがわしさは、悲しいけれど
戦後民主主義が持っていたいかがわしさの鏡なのだ。だからこそ気に障るのだ。
日本人論としては秀逸 
(2008-01-13)
山本七平氏がユダヤの視点を通して日本および日本人とはどのような国(国民)かを論じている本書。大ベストセラーでありながら痛烈な批判本もでて議論を巻き起こしました。レビューをみても否定的な評価が多いようです。
しかし私には、日本(人)論としては秀逸で興味深く読むことができました。特に、「日本教」という視点、そろばんになぞらえた「日本語」論は面白かったです。
確かに引用している書物の解釈に嘘が混じっていたり、キリスト教やユダヤに関する記述のところで気に障る表現も(読む人によっては)あるのでしょうが、私の関心は山本氏の日本人論にありましたのであまり気になりませんでした。その存在自体を全否定されるような悪書ではないと思いますが。
おすすめ 
(2007-09-15)
30年近く前に、読んだときは、読み終わるの苦痛を感じていました。
今、読み直すと、同意する点、異論を持つ点が明確になってきていました。
日本教キリスト派 と 人道という考え方、共感を覚えます。
契約がすべての欧米と対を成すものです。
東南アジアの島国は、日本と同様(侵略がありましたが・・)に、色々が
文化を吸収しながらも、自然と調和して生きることが普遍であると感じているの
ではないでしょうか・・
日本人は,水と安全をただだと思っている 
(2007-05-02)
か、どうかは、過去ならちょっと歴史など調べてみれば判る事。今現在なら、ただだと思っている人はあまりいないでしょうね。別に副読本が無くても他にも突っ込みどころは探せるので、そういう視点で験しに読んでみる、というのも面白いでしょう。この本をあまり真に受けない様に。