カスタマーレビュー
おすすめ度:
切れる剣 
(2008-02-03)
箴言集は数多くあるだろうが、その怜悧さと切れ味において群を抜く一冊。平易な表現で冷徹な人間観察がなされており、人間の本質はこの時代と何も変わっていないことを痛感する。ちょっと冷めた見方を身につけたい人には絶対のお勧めである。
なお、岩波文庫のほうは翻訳が悪くて本書の味を出し切れていない。こちらをお勧めする。
あたたかい 
(2007-02-02)
世間で言われている「厳しい風刺」という批評とは、逆の印象を受けた。
本書は、人間関係にもがき苦しむサラリーマンにとって、暖かい福音にすら聞こえた。
冷静な目 
(2006-09-22)
時代的に箴言が流行っていたとはいえ、しっかりとした作品である。
基本的に、手厳しい性悪説的な言葉が羅列されている。
しかし、それは読み手を落ち込ませる種類のものばかりではなく、どことなくやさしげな感覚を受けることもある。
彼の人生、生き抜いてきた背景を加味した上で読むといいだろう。
以外にもこんな言葉があって驚いた。
「本を学ぶより、人を学ぶ方が大切だ。」(P150)
短い言葉の中に、彼がつまっているという印象だ。
人が、これほど物惜しみもせず、他人にくれてやるものは、忠告だけだ。 
(2002-09-25)
究極のアフォリズム集、の言葉どおり、辛辣な一言が多い。フランス文学が苦手でも、深くうなずきながら読み進めます。
落ち込んだら手にとりましょう。「所詮、人間こんなもんさ」となるかも。ただし、下手すると、より傷が深くなるのでご注意を。