ライフ・レッスン (角川文庫)
エリザベス・キューブラー・ロスデヴィッド・ケスラー 角川書店
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価格:¥ 740
発売日:2005-08-25 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
最初から最後まで、人生は学校である。死のまぎわにこそ人生の本質がある。 
(2008-04-27)
「死ぬ瞬間」で有名なキューブラー・ロスによる「人生と生きかた」についての本。
・わたしたちは自分にあたえられたレッスンを学ぶために地上に生まれてきた。しかし。「あなたのレッスンはこれだ」と教えることのできる人はだれもいない。(中略)その人の手にあまるほどのものがあたえられることはけっしてない。
・内なる否定性の存在をみとめることは人間に必須の条件である。その存在をみとめさえすれば、そこにはたらきかけ、それを手放すことも可能になる。
・死が目前にせまっているという診断を告げられたとき、人ははじめて自分の内奥を真剣にみつめるようになる。
・愛において、人生において、臨終において、そばにいることはすべてである。
・われわれのほとんどは、人生が喪失であり、喪失が人生であることを理解せずに、喪失に抵抗し、それと格闘しようとする。(中略)人は喪失なくしては成長できず、喪失なくして人生を変えることはできない。
・中年になると人生のなんたるかも多少はわかり、ばかげたことをしている時間もなくなる。自分がほんとうはどういう人間なのか、なにが幸福をもたらすのかがみえてくる。
・恐れをつうじて自己の道をみいだし、恐れが提供している数々の機会を活用することができたら、人間は他人の反対や非難を恐れず、自己を過剰に抑圧しない、自由な人生を送ることができるようになる。
・死の床にある人たちが学んでいるのは、じつはそのことなのだ。差しせまる死は、人を最大の恐怖に直面させる。そしてその人に、あったかもしれないべつの人生についてかんがえさせる。その結果、死の恐怖以外のすべての恐怖心が薄れていく。
・人生は経験の連続だ。たとえそのときの自分にはわからなくても、すべての経験には理由がある。なんらかのメッセージがある。生起した事態のなかには、かならず必要なレッスンがふくまれている。
・死のまぎわこそ人生の本質があるという事実は否定できない。
許しのレッスン 
(2007-10-27)
何項目かに分かれた生きていくうえでのレッスン内容が分かりやすい言葉で書かれています。
どの項目を読んでも含蓄のある暖かなアドバイスに心を動かされます。
中でも私が感銘を受けたのが『許しのレッスン』です。
「許しは自愛的な行為」であり「許すことで多くのものを得ることができる」と書きながらも「でも私はまだ準備ができていない」と正直にご自分の体験を話されています。
こんな立派な方でも私たちと同じく悩んだり苦しんだりされているんだな、と人間味を感じました。
生と死を見つめ続けたエリザベス・キューブラー・ロス博士が、晩年自らの人生を振り返りながら私たちに話して下さったアドバイス。
迷ったとき、苦しくて堪らない時、是非手にとってほしい1冊です。
情報に翻弄されずに読みたい本 
(2006-10-04)
著者の一人エリザベス・キュブラー・ロス女史の晩年を扱った衝撃的なNHKの特集番組でを受けて以来、女史の本は読み控えていたが、本書を読んでよかった。
むしろ今は、番組の恣意的とも見える露悪的な構成に、いささか憤りを感じる。
番組中、脳卒中に倒れた後の自分の境遇に怒りをあらわにした女史は、実は元気だったころの彼女が説いていた「病に陥った人が喪失感から反応する5段階」のプロセスを辿っていたことが本書を読んでよく分かった。
「怒り」はその2段階目にあたるが、女史は、まさに自身で赤裸々に2段階目を自覚していたわけだ。そんな彼女が、(後遺症で不自由な体になり)「ただ存在しているというだけの状態にあっても、ささやかな幸福を感じる瞬間がある」と言うようになったプロセスには、どれだけの魂のレッスンがあったのか。
本書を通して、心の持ち方次第で幸福や不幸が分かれ、人は霊性を向上させるために生きている存在であるというシンプルな真理が、改めて深く胸に迫った。
情報に翻弄されずに読みたい本 
(2006-09-27)
著者の一人エリザベス・キュブラー・ロス女史の晩年を扱った衝撃的なNHKの特集番組でを受けて以来、女史の本は読み控えていたが、本書を読んでよかった。
むしろ今は、番組の恣意的とも見える露悪的な構成に、いささか憤りを感じる。
番組中、脳卒中に倒れた後の自分の境遇に怒りをあらわにした女史は、実は元気だったころの彼女が説いていた「病に陥った人が喪失感から反応する5段階」のプロセスを辿っていたことが本書を読んでよく分かった。
「怒り」はその2段階目にあたるが、女史は、まさに自身で赤裸々に2段階目を自覚していたわけだ。そんな彼女が、(後遺症で不自由な体になり)「ただ存在しているというだけの状態にあっても、ささやかな幸福を感じる瞬間がある」と言うようになったプロセスには、どれだけの魂のレッスンがあったのか。
本書を通して、心の持ち方次第で幸福や不幸が分かれ、人は霊性を向上させるために生きている存在であるというシンプルな真理が、改めて深く胸に迫った。
自分に素直に生きたいと願う人に… 
(2006-07-24)
以前、キューブラー・ロスはオカルティーな人だ、ぐらいの印象だったが、昨年ETVで放映された 最晩年の彼女の切に生きている姿を見たのをきっかけに1年ほど前に購入した。
最近改めて読み直してみた。
何はともあれ、彼女の活動があって現在のホスピス等は生まれてきた面も大きい。
彼女が人生の最後に書いた、生きるための本。
彼女自身まだ学びの途中、という謙虚で真摯な姿勢に触れることができる。
自分に素直に生きたいと願う人には自分自身に出会うきっかけがあると思う。