リンドバーグ〈上〉―空から来た男 (角川文庫)
A.Scott Berg広瀬 順弘 角川書店
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価格:¥ 1,050
発売日:2002-06 /通常24時間以内に発送
カスタマーレビュー
おすすめ度:
クールで頑固な「孤高の鷲」の栄光と悲哀! 
(2005-03-26)
原題"Lindbergh(1998)"。リンドバーグと言えばピュリッツア賞を受賞し、映画化もされた『翼よ、あれがパリの灯だ』(恒文社刊)なワケですが、N.Y.→パリの飛行が1927年、ピュリッツア賞が1954年、映画が1957年。本作が1998年でそしてまた映画化が予定されているということで、歴史的な偉業なのは確かとしても、息の長い人気ですよね。
本書を読むと、米国でのリンドバーグのこの人気の理由がよくわかります。というか、一時はナチスへの傾倒が疑われて「かわいさ余って憎さ百倍」的に叩かれたり、まさにマスコミの格好の餌食の嚆矢とも言える偶像だったのです。
また女流著述家として名高いアン・リンドバーグについても紙数が割かれており、彼女とサン・テグジュペリとの不倫なども語られています。
歴史的な飛行から民間航空の祖としての顔はもちろん、太平洋戦争での秘密裏な戦闘参加や宇宙開発への意欲、愛児誘拐事件が象徴する有名人の悲哀、医療や環境保護への貢献など、幼少期から晩年まで"CAL"の人生を詳細に描いています。
特別に資料閲覧(特に夫妻の日記)を許可された著者渾身の大作で、ヒコーキ好きならずとも「超」オススメです。
航空史 
(2004-04-03)
正直言って、この本は手に取って読み始めるまで、時間がかかりました。
それは、リンドバーグがナチスに傾倒していたという事を漠然と知っていたからでした。しかし読了後は星4つです。どうか先入観を持たずに読んでもらいたい。完璧な人間なんていないんです。この本はリンドバーグをヒーローではなく、一人の人間として語ろうとしています。そして、リンドバーグと航空史を通して20世紀が語られていきます。初めて人類が空を飛んでから、たった66年で月面まで行ったのです。彼はその歴史に深く関わっていきます。