カスタマーレビュー
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「殺す」? 
(2008-08-30)
興味深く読みましたが、死刑の執行を指す表現で、
ところどころに首をかしげたくなる(正直に言えば反発したくなる)表現が見受けられました。
「再度の脱獄を心配して殺し急いだ」
「お前を殺す、と言われているのに○○(死刑囚)は黙してうながれたままだ」
「(法務大臣について)辞め際に何人かまとめて署名押印するというやり方が多い。
できるだけ人殺しはしたくないというところか」
最近どこかの新聞のコラムで似たようなことを書いてた人がいたような・・・
資料としての価値と、主張のトンデモなさの相殺。 
(2007-07-21)
著者が死刑反対論者なだけあって、死刑囚を、過剰な感情描写等で美化して書いているのは明らか。
ただ、同情の余地の無い凶悪犯が最期まで改心せずに死刑執行された、死刑反対論者にとっては「不利」な事例もちゃんと載っている点では公平。
いわゆるマスコミは、事件発覚当時・逮捕時や裁判時には派手に騒ぐものの、その後急速に忘れるので、本書は、10年以上前の本とはいえ、死刑囚の獄中での様子や、死刑執行の瞬間について述べた資料としては貴重。
ただ、あとがきでは、死刑反対論者としての本音が一気に噴き出す。
あの、光市の母子殺害事件担当の安田好弘弁護士が「大変有能な弁護士」として挙げられている…といえば、どんな感じか分かってもらえるだろうか。
著者は「まず被害者のことを考え、そして犯人のことを考えてという順序を踏めば、必ず死刑は廃止できる」と主張しているが、被害者の視点での記述は、本文中には見られない。
それどころか、あとがきでは、ある誘拐殺人犯を「被害者は女子短大生だったのだから、幼児誘拐とは違う」といってかばうことによって、逆に被害者を侮辱している。
「家庭教師を頼みたい」といって呼び出され、殺された被害者に何の落ち度があったのだろうか。
被害者の年齢によって、罪の重さが変わるのだろうか。
廃止論者と言う訳でも無いのでは? 
(2007-03-15)
他の本と照らし合わせていないが、この本だけを単体で見た時に著者が死刑廃止論者であるという決定的な発言は見当たらなかった。そこまで意味づけする事を避けているのだと思う。その姿勢だからこそ比較的客観的で読み易いと感じた。
「死刑廃止論」が前面に押し出されれば、(それがいかに机上の空論と言えども)人の命を扱う内容だけに死刑廃止を「正義」として読者に押し付けられ兼ねない。
私個人としては、囚人達が死を突きつけられて初めて後悔や罪悪感、罰、人間性、信仰を得ているケースを見て、死刑制度の必要性を再認識した。
死刑廃止とか賛成とかではなく 
(2006-12-21)
純粋に「人が死刑にされるプロセス」の資料として読んだ。
第三者立ち会いの元、死刑に処されるっていうのはやっぱ異常な経験なわけで
それをまとめて出版したことには意義があると思う。
人間は死ぬ時、こんなにみっともないんだなあ、とか、そういうのをみたい人に。
どうなんでしょう 
(2006-10-19)
客観性があるとおっしゃっている方もいますが、私にはそうは思えなかった。
死刑囚側になって発言しているような気がしたし、
1冊を通して公正さを見出す事はまったくなった。
この人は被害者の事をどう思っているのだろうか?
これほどお金を払う価値の無い本は無いと思った。