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火の鳥 (4) (角川文庫)
手塚 治虫
角川書店

グループ:Book /ランキング:36066
価格:¥ 620
発売日:1992-12 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
人間の究極のテーマ  (2008-11-30)
生き物の生命の輪廻転生を肯定しているんですな。この本に描かれていたイメージは子供の頃から想像していたもので誰もこういうイメージを持っているのかなと思いました。読んでいくうちにストーリーの中へ引き込まれていくようです。やはりこれは名作なんでしょう。

  (2008-05-01)
手塚治虫の作品の中でも最高傑作だと思います。こうゆうマンガを描ける人は二度と出てこないと感じます。感動して、最後のシーンでは何度も泣いた思います。こうゆうマンガを描ける人は本当にすごい人だと思います。

火の鳥とすべての生き物。  (2008-02-29)
手塚治虫の漫画に興味をもつきっかけとなった作品です。
この本を読むまで「手塚治虫の漫画はエンターテイメントを超えて芸術の域に達している。」
という言葉を何回か耳にしていましたが
手塚治虫の漫画を読んだことがあっても、いまいちそれがどういうことかピンときませんでした。
まだ読むのに子どもだったということもあったと思います。

しかし、この本をよんでどういうことなのか分かった気がします。

生き物はどうして存在するのか、なぜ生があって死が存在するのか。
その壮大な問いに無理なくむしろ魅力をもって読む人を引きつけ漫画にして呼びかけているのではないでしょうか…
しかも漫画らしくエンターテイメント性もあり読む人をさらに引きつけている感じで、私も入り込んでしまいました。
話の構成も作り込んである感じで本当に火の鳥最高峰のゆえんが少し分かった気がします。

人間のさが、愚かさ、無力さ、少ないですがすばらしさ、などがこの本に描かれていて考えさせられます。
本当に、あまり読んで意味のないような文庫本を読むくらいならこの漫画を読んだ方がいいと思います。
火の鳥だけでなく手塚治虫の本に興味をもち、ハマったきっかけになった一冊でした。


すべての表現者に読んでもらいたい一冊  (2007-04-11)
特に、もの作りに関わる人々に読んでもらいたい、又は思い出してもらいたい。作品に己を込める、ということ、そうして出来たものは、少なからず誰かの目に留まり、見たものの心を動かすということ。我王が痛みを被れば被るほど、彼の魂の宿った作品は、一層輝きを増し、一層多くの人々をひきつける――底知れぬ悲しみからも、人は這い上がり、生きる意味を見出してゆく。どこまでもポジティブな、希望に満ちたメッセージ、ありがとう――。

生命のみずみずしさを描ききった  (2006-12-26)
手塚治虫のシリーズ「火の鳥」の中でも最高傑作の呼び声高いのがこの鳳凰編。
舞台となっているのは8世紀、聖武帝の頃の奈良の都。

鬼畜のごとき殺人者だった我王はある事によって命の尊さを知り、
苦難を経て己の存在を見つめなおしてゆく。
飢餓に苦しむ人々とともに這うように生きる我王と、絢爛豪華な大仏建立を手がける茜丸。
違う道を歩いてきた二人の仏師の運命が交錯し、
印象的な生命のドラマを生み出している。

輪廻の摂理、生きることとは何かを説く仏教。
一方、政治と癒着し、権力の道具とされてゆく仏教。
そんな世の中にある欺瞞と憤りが見事に描かれ、
その中であがくように生きる生命のみずみずしさが鳳凰(火の鳥)に
シンボライズされてゆく。

時代背景、キャラクター、すべてが融合して壮大なドラマを作り上げている。
手塚治虫の全作品を通して見ても最高傑作のひとつだと感じる。



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