「松本」の「遺書」 (朝日文庫)
松本 人志 朝日新聞社
グループ:Book /ランキング:21431
価格:¥ 680
発売日:1997-07 /通常24時間以内に発送
レビュー(Amazon.co.jp)
大ベストセラーとなった『遺書』と『松本』を1冊にまとめて文庫化。ただのタレント本とあなどるなかれ。日常生活のできごとや失敗談、お定まりの社会風刺でページ数を稼ぐのではなく、笑いに対する真摯(しんし)な姿勢とあふれんばかりの情熱が全編を通じて描かれている。さすがは「笑いに魂を売った男」と自称するだけのことはある。現在、松本の筆力を疑う人間は皆無だが、連載当初は「ゴーストライターが書いているのではないか」とささやかれたほど、その文体はテンポがよく、キレもあって、読み手をぐいぐいと引き込んでしまう。絵、映像、トーク、歌、作詞、そして文章…。創造主は松本に「人を笑わせ、幸せにしなさい」とあらゆる才能を与えたのだろうか?
本書で松本はとても怒っている。道に不案内なタクシー運転手を、「何か面白い話をして」とすり寄ってくるホステスを決して許さない。「笑い」を極め、プロであるために自分を追い詰めつづける松本は、ほかの職業に従事する人にも徹底したプロ意識を求める。だが、現実には彼が「こいつはプロだ」と認める人間は皆無である。その落差の大きさをただ批判するのではなく笑い話に仕立ててしまうあたりが、松本の魅力である。(磐田鉄五郎)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
松本嫌いはスルーして良し。 
(2008-05-05)
今の仕事が自分に合っているか疑問に思う、自分に自信が持てない、等の考えがある人は一読の価値アリ(私個人の意見)。彼の仕事(お笑い)に対する絶対的な自信がうかがえ、自分の天職はなんだろうかと考えさせられた。
彼は、誰にも媚びていません。松本が嫌いは人は買うな!そんな本です。
なんだかんだいって面白いです。一気に読んでしまいました。
松本人志は哲学者 
(2008-03-19)
この人は自分の中で「良い」と「悪い」の基準をはっきり持っています。
自分の倫理とか道徳をしっかり持っています。
この人が出てくるまではただ明るくて楽しい笑いしかなかった。
笑いというジャンルで心に言及した初めての芸人だと思う。
シュールとか、引き芸とかはこの人のためにある言葉ではないだろうか。
テレビでよく怒った話をされていますが、
そこらへんのオッサンの説教とは断然違う。
やさしいといったら語弊がありますが、凄く周りの人の気持ちも見えている人です。
この人が作った言葉も沢山あります。
人の気持ちを単語とか言葉にする天才でもあります。
そういう意味でも哲学者。
哲学者100選みたいな本が出たらそこに名前を載せて欲しい。
太田光vs松本人志 
(2007-08-16)
いろいろ確執があったみたいけどこの2人の共演がみてみたい。
いまのテレビをささえているのはこの2人だ。
☆5だけど鵜呑みにしちゃいけません(笑) 
(2007-04-26)
この本を本屋で何気なく手にした当時
私は作者のファンでも何でもなかったのですが
この本の内容はヘタレの私には衝撃的であり、歯切れ良く大変痛快でした
しかし、本を余り読まない子や閉鎖的な環境にいる子などは
大いに悪影響を受けるので気をつけましょう(笑)だから読むなとは言いません
結局はこの本もこのレヴューと同じで
お客様ご自身の最終判断でご利用ください!という事です
それに思春期に読んでた方が参考になる事も書いてますしね
ついでに、近年では作者も進歩したのか、丸くなったのか?
この内容に反する発言なども見られます
私は今の作者の方が好きです
彼は天才である。だが,衰えた。 
(2007-01-08)
数年ぶりに読んでみた.松本人志は天才だと改めて思った.
しかし,この本の執筆から10年がたった今,松本人志は同じような言葉を発するのだろうかという思いが頭をよぎった.たぶんもっと人間的に丸くなった発言をするだろう.
松本人志の芸人としてのピークはとっくに過ぎてしまったんだなぁと思い,少し寂しくなった.
でも,まだ彼の才能を超える若手芸人はいないという事実も,この本を通して見えてきた.
そんな本です.