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論語 (岩波文庫)
金谷 治
岩波書店

グループ:Book /ランキング:3627
価格:¥ 840
発売日:1999-11 /通常24時間以内に発送

カスタマーレビュー
おすすめ度:
やっと理解できたと言いたい  (2008-07-18)
数十年以前にも、別の著者のを手にとって見たが、つまらん本だなと思っていた。しかしこの著者の「大学、中庸」を読んですばらしい!と、目に鱗の感動を得ました。そして何となくこの著者の「論語」も読んでみようとおもい、読んでみたら理解できるではないか!ああ、やっと「論語」が理解できる!と、自分も嬉しく感動を覚えました。ま、以前は、仕事が忙しく考える余裕もなかったのですが、今は、なんとか読める余裕がでてきたので「よかった〜!」人生のの贈り物のようでした。

単純な解釈書  (2008-03-14)
 私は井上靖作の「孔子」を読んで論語に興味を持ち、ぜひ論語を読んでみようと思ったのですが、その解釈書の多いこと、多いこと。まぁ、ある程度の認識(大したことはありませんが。)と学生である私にとって単に白文+書き下し文+現代語訳の構成となっているこの本はちょうどよかったです。所々に人物の注などものっており、役に立ちました。論語には、当然ですが、様々な解釈があるのですが、この本はたぶん著者の意志によりごちゃ混ぜになっているようです。何でこの場所は敢えてこの解釈をとり、ここではこの解釈を取るのだろう?と考えるのもちょっと楽しいです。
 総合的に考えるとこの本は結構現代語訳が簡単になっているのである程度孔子のことを知って自分なりの解釈を持ってから読むといいと思います。漢文を勉強しようと思っている人には合っているかもしれません。

バラバラなのが・・  (2008-02-04)
古くからの礼節を事細かく、まさに散らばった宝石のように記されていた。
多少は区分けしてある物の、ジャンル別にわければ実用本になるのではないでしょうか。

ありがたいなと思うのは「行不由徑(行くに徑に由らず)」(雍也第六)あたり  (2008-01-18)
 孔子の弟子たちにはマトモな編集者はいなかったのかよ…と思います。各篇は学而第一から堯曰第二十まで篇名が付けられていますが、それは単に初めに書かれている句から適当に取られただけ。内容的に吟味されて振り分けられてもいませんし、例えば「三年無改於父之道、可謂孝矣、」(三年、父の道を改むること無きを、孝と謂うべし)という言葉なんか学而第一と里仁第四に全く同じように載っています。

 でも、やはり世の中の実相(ますがた)を観察しているな、という感じが伝わってきます。例えば論語の最後の最後はこの言葉で締めくくられています。「猶之与人也、出内之吝、謂之有司、(ひとしく人に与うるに出内(すいとう)の吝(やぶさか)なる、こ れを有司と謂う)」。ここは五美四悪についての論議なんですが、訳注によると意味は「どうせ人に与えるというのに、出し入れをけちけちしていのを役人根性という」ですもんね。今も昔も変わらないな、と。また、そういった人の習性を孔子教団はよく見ているな、と思います。

手ごろな入門書  (2008-01-11)
 『論語』に引かれている孔子らの言葉は短いものが多く、読み方や解釈に争いが生じることが多いが、本書では比較的穏当な訳が付されていると思う。反面、やや著述が簡単すぎて解釈や背景の説明に飽き足らない点もあるが、一度通読してみたいという方には(分量的にも価格的にも)手ごろな入門書であろう。足りない点は他の本で補充して、自分なりの解釈を見出せばよいと思う。



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